まーにゃ@エンタメ系火事場エンジニアの日々

数々の「火だるまプロジェクト」を安請け合いし何度でも復活する 「自称・不死身のエンジニア」の物欲まみれの日々をつづる

【ライフハック編】「2023-12-15@AIアシスト文章推敲」と「指示スキル、読み手視点のレビュースキル」と私

最近、私はAIに「たたき台」の文章を入力し、推敲してもらう実験をいくつか試しています。

AIとのやり取りので文章をブラッシュアップしていく過程で、

いくつか注意すべき点に気が付いたのでちょっと整理してみました。

おおよそ、「大半の方がご存じの鉄板ネタ」なので、SKIPしていただいて結構です。

ただ、自分の備忘録として残しておきます。

レベル1:文章の内容がなんか薄っぺらい場合

 以下の形でAIに「相談内容 たたき台文章」を投げてみてください。
  • XX向けの文章を作ったんですが、内容が薄い感じがするんです。読み手に足りないところがあれば教えてほしいです。
  • ハローワークでの履歴書・職務履歴書の添削サービスみたいな感じですが、AIは幅広い分野の知識があるので、専門的な話でもある程度のフィードバックがもらえます。
  • ハローワークで質問しにくいことでもAIなら気兼ねなく相談できます。 ですが、もってない情報を補完はできないので
  • まずは、読み手・相手(クライアント)視点で何が必要か聞き出してみてください。

レベル2:構造化の重要性

  • たたき台文章には内容はあるんですが、書き方がだらだらしている、同じことを繰り返して書いてる場合など、読む人から見ればだんだん疲れてきます。推理小説や探偵小説なら許されますが、ビジネス文書で最後まで読まないと内容がわからないのは大変というか論外。
  • 忙しい上司が相手なら、「私は、長編小説につきあうほど暇ではない。報告書の基本、目的と結論、課題と対策から先に述べよ」と報告書を投げ返されます。
  • 上司や面接官はあなたの情報をもとに重要な判断を限られた時間で下さないといけないので報告書や転職の履歴書などでは、1ページ目みれば、正確な判断材料となるようにまとめることが求められます。

AIへの相談の仕方:私はこうしてみた

  • こんな文章を作ってみたけど、読み手から見て魅力的で分かりやすい文章に直せますか?
  • 親しみやすく、読んで得をしたと思ってもらえる文章に直せますか?
  • もっと、読み手を惹きつける アイキャッチのある文章にできますか?
  • 転職の面接官に対して、魅力的で採用したいと人物であると思ってもらえる アピール文章になりませんか?
  • 誰向けの文章を作っているのか 改善したい点は何か を記載した後に たたき台文書を貼り付けて「ENTER」キーを押せば、OK。   

社内の機密情報は書いちゃダメ。

  • 問い合わせの文章は、AIの学習データとして取り込まれるようなので、社内の機密情報を含む文章をAIに推敲依頼すると機密漏洩リスクが高くなります。仕事で機密用語が多発する文書では使わない方がいいでしょう。

その他

  • 要望次第で、推敲文章は「硬い報告書調箇条書き文章」~「親しみあるためぐち表現」まで、いかようにでも変化自在です。
  • 文章力は、もはや時間をかけて鍛える必要性は感じません。AIの補完機能がすごいので、ちゃちゃっとAIアシスタントに仕事を振って、自分はもっと上の仕事にフォーカスするのが得策です。

しかし、AIアシスタントが推敲してきた文章は、完璧ではない

  • 部下から報告書を提出され、それを査読する上司の立場になってください。
  • 知識がない分野になると「明らかに違う」「とんでもないでっちあげ」や「嘘八百」を並べてくるためAIの推敲結果を100%鵜呑みにしてはいけません。自分視点でなく、この文章を読む人の立場・視点に切り替え、自分の言いたいことが正しく伝わっているか確認がMUSTです。
  • 文章推敲はAIお任せでも、自分が部下をもつマネージャにステップアップしたが如く第三者視点への切り替えるスキルUPが求められます。
  • 情報を発信する自分視点から情報を精査する相手(クライアント)視点に頭を切り替えるのは、結構、大変ですが相手は人間でないので、「ここを改善しろ言っただろう?何度同じことを言わせるのか?」と怒って切れられることはありません。淡々と推敲に付き合ってくれ、最後は、「すばらしい、読み手から見て、わかりやすい文章になっていると思います。」とほめてくれます。AIとのキャッチボールを楽しみなら、読み手の視点でのレビューするスキルをブラッシュアップできるかもしれません。

まとめ

  • AIを利用した文章の推敲は、文章推敲能力が高い有能な部下が一人増えたように仕事をアシストしてくれます。
  • しかし、推敲文書をノーチェックで横流しするのはダメです。(情報の欠落や、余計なことも書かれてる場合アリ)
  • 必ず、読み手の立場に視点を切り替え、一行一句チェックして自分の言いたかった情報が抜けもれなくが書かれてないかチェックしてから次のステップへ進みましょう。

そんなことは、詳しい人は、だれでも知ってる話。。ですよね。。たぶん。

でも、実際に、自分で たくさん、実験してINPUTとOUTPUTから結果をみなければ、AIアシスタントをとどう付き合うのか

わからない。

上司と部下とのやりとりと同じ雰囲気を感じます。

ご参考になるかは、保証の限りではありません。

あくまでも、私自身でAIを文章推敲手段として使ってみて受けた印象を

備忘録としてまとめたという位置づけです。

AIに対して的確な指示をだしてよいOUTPUTを得る仕事
「AIプロンプター」というのが職業になってきているようです。
解説記事は、以下を参照のこと。まだ、一般的でないレアな職種なので
高額収入が期待できますが、意外と色々なスキルが必要なようです。

文章生成AIを「あい??愛」とか言ってる方がおられたら

今回の記事が、とっかかりとして、何かお役に立てるかもしれません。

まずは、文章生成AIで、色々とチャットして相談とか、たわいのない質問を

するなどして遊んでみることをお勧めします。

●CHAT-GPTは以下のサイトからアクセスできます。

https://chat.openai.com/

●Windows11だと、Windws CopilotというAIがおまけに乗っているので

すぐAIに触れることができます。

お手軽に使えるので、寂しい時の相談相手にもなってくれるでしょう。

INPUTとAIからのOUTPUTで傾向やクセを探ってみるのも面白いでしょうね。

触れてみて、感触を体験してみる価値はありそうです。

では。。また、:_;)/