【日常編】「2025-05-28@DX?クラウド?ビジネスモデル?」と「聞こえのいい言葉の本質」と私
- サブスクリプション型
- 広告収益型(Google、Facebookなど):無料サービスを提供し、広告収入で利益を得る。
- 製品販売型(Apple、SONYなど):ハードウェアやソフトウェアを販売して収益を上げる。
- フリーミアム型(スマホアプリなど):基本無料で提供し、追加機能を有料で販売する。
クラウドの本質
- 従来のクライアントサーバーモデルでは、サーバーの所在地や運用形態が明確でした(オンプレミスやデータセンター)。
- クラウドでは、サーバーが物理的にどこにあるかを意識せず、リソースを柔軟に提供する形に変わりました。
- 利用者側から見ると、「ネットワーク経由で必要なリソースをオンデマンドで取得できる」というのが特徴ですが、技術的には「管理の抽象化」によって利便性を向上させたモデル
クラウドが「新しい」ように見える理由
根本的な構造としては、ISPがインフラを持っていたことを活用し、インターネット接続だけでなく、WEBアプリケーションなどのサービスを「おまけ」として拡充していった形。
ただ、技術の発展とともに「おまけ」の部分が拡大し、クラウドやSaaSの概念が一般化したことで、ビジネスモデルとして確立されました。単なるインターネット接続業者から、企業のITインフラや個人向けサービスを提供する中心的な役割を担うよう大きな変化を遂げた。
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SaaSの本質
- ユーザーはソフトウェアを購入せず、インターネット経由で利用する。(NETつながってないと使えないけど。。)
- ソフトウェアのインストールや更新は不要で、ブラウザからアクセス可能。
- 企業は、ライセンス販売ではなく月額・年額のサブスクリプション型で収益を得る。
要するに
「ソフトをクラウド上で提供する方式をかっこよく言い換えただけ」プレゼンでは、聞こえのいい単語だが、実態は「ソフトウェアの提供方法を変えました的」というシンプルなもの。
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、日本だけの概念ではなく、世界的に使われている言葉らしい。ただし、日本と海外ではDXの定義や捉え方に違いあり
DXの起源と国際的な広がり
日本のDXの特徴
- 日本では、経済産業省が2018年にDX推進ガイドラインを発表し、企業のデジタル化を促進。
- しかし、海外と比べると、日本のDXは既存の業務プロセスのデジタル化に重点が置かれ、ビジネスモデルの抜本的な変革には至っていないケースが多いらしい。
- 「2025年の崖」と呼ばれる問題が指摘されており、DXが進まないと日本企業の競争力が低下するリスクがあるらしい。
海外のDXとの違い
- アメリカでは、DXはAIやビッグデータを活用した新しいビジネスモデルの構築に重点が置かれてるらしい。
- ヨーロッパでは、DXはデータ活用と業務の自動化を中心に進められているらしい。
- 日本では、DXはレガシーシステムの刷新や業務効率化が主な目的。海外のDXとは少し異なる方向性を持っています。
※日本のDXは、海外のDXの一世代前、周回遅れ感満載。。
日本のDXの遅れの要因
- レガシーシステムの問題
- 既存のシステムが古く、移行が難しい企業が多い(特に金融・製造業)。
- 欧米ではクラウドネイティブな仕組みが主流だが、日本企業はオンプレミスに依存しがち。
- 企業文化の違い
- 「紙文化」や「ハンコの重要性」が根強く、デジタル化が遅れる要因に。
- 欧米企業はDXを「競争力強化」として捉えるが、日本では「業務効率化」に留まることが多い。
- 経営層の認識不足
- 日本企業のトップ層がDXをコスト削減の一環として見がち。
- 一方、海外企業はDXを新たな収益源やビジネスモデル変革の機会と捉えている。
海外のDXとのギャップ
DXの本質は「デジタル技術を活用したビジネスモデルの変革」ですが、日本では「業務のデジタル化」に留まりがち。この違いが、日本のDXを一世代前のものに見せている要因かも。一世代前のDXを海外並みにして周回遅れを取り戻せるか??がんばれニッポン。。
真新しいキーワードに「うさんくささ」を感じて、素朴な疑問として突っ込みを入れてくるお客様、
あなたが信頼できるものか、試されますよ。。
「単語の意味や背景も分からず説明するとは何事か?顔洗って出直してこい!」的展開になる前に、
新しいキーワードについては、理解しておくのが得策です。
では・・また・・:_;)/