ここんとこ、
グランツーリスモ４＠PCSX2 NIGHTLY BUILD
を
Nvidia RTX3050は、全く動かしてません。
解像度は、２２４０X１５６８（NATIVE＊３．５設定）
（内部でNATIVE（６４０＊４８０）の３．５倍の解像度で
ポリゴン、シェーディング計算して、
最終的に画面サイズ約１６９３＊９４７に縮小して表示します。
内部解像度を上げれば、
ざっくりいうと、画面でキレイな絵が見れるということです。）
この状態で、FPSは50から60の間でギクシャクなく動いてます。
タスクマネージャではCPU,メモリ、SSDに加え
GPUの負荷、メモリ使用量も確認できますが。。
ここで、メモリー使用量の数値に？？？な点が
以下のタスクマネージャ表示を見ると
GPUの負荷はほぼ１００％ですが、
GPUのメモリ使用量は、１．５GB と異常に少ない。
画面の縦横解像度から最低限必要なVRAMの量が見積もれます。
（最低限というのは、画像を表示するために必要なバイトサイズ）
さきほど、でてきた「画面サイズ約１６９３＊９４７」の数字から
電卓で、画面サイズ＊RとGとB（合計3バイト）／１０２４とたたくと
ほんとに表示するだけに必要なVRAMサイズ「KBYTE」が求まります。
計算してみると、４９２５Kバイト＝約５[GB」となります。
ここまで計算して何が言いたいのか？？というと
＜いったん、調べた情報をまとめると＞
（１）画面に画像を出すだけでも約５GBのメモリが必要
（２）グランツーリスモ４＠PCSX2実行中の
タスクマネージャからみたGPUのVRAM使用量は
１．５GB
＜ここから推測されること＞
（１）タスクマネージャのVRAM表示がバグっている可能性
（VRAMはメインメモリを共有で使ってます。）
メインメモリと共有するVRAM設定はBIOSでMAX１６GBにしてます。）
ー＞表示にBUGがあるなら、あるで、ま、いいけど。。
（２）PCSX2 NIGHTLY BUILDで
グラフィックに必要な演算をCPU側で行い
最後に完成した画像をVRAMに転送している。
（VRAMをフレームバッファ―として
画像転送先としてしか使っていない。）
PCSX2 NIGHTLY BUILDの画像処理関連のキーとなる
グラフィック描画設定を 貼り付けておきます。
（ここの設定をいじれば、画質は落ちるが、画像処理の負荷を減らせる）
FPSのレスポンス、画質が良いという要求が高ければ、
VRAMを８GB以上積んだ、値段のそこそこするGPUを買ってください。
※画像処理は、種類によって演算量が８倍とか違ってくるので
設定のON/OFFで 劇的に負荷を減らせる可能性が”大”です。
＜設定＞グラフィック＞画面＞
以下の感じです。ここでは、いじれそうな設定は”バイリニアフィルタリング”のON／OFF
バイリニアとニアレストの画像処理の演算量は８倍違うので”なし”にすると
より負荷は減らせる（FPSがかせげる）と推測されます。
＜設定＞グラフィック＞レンダリング＞
ここでは、いかにも、処理が重たくなりそうな以下項目があります。
・テキスチャフィルタリング ⇒バイリニアではなく、ニアレスト（負荷8倍減）
・トライリニアフィルタリング⇒OFF（使わない）（負荷は発生しない）
・異方性フィルタリング⇒ディフォルト（OFFのまま）使う
・ディザリング⇒画面のギザギザ（ジャギーと言います）を抑える処理→OFF
＜設定＞グラフィック＞テクスチャ置換＞
よくわからんので、何もせず
＜設定＞グラフィック＞ポストプロセス＞
シャープアンチエリアシングという項目がありますが
・FXAA（NVIDAのグラボしか使えないアンチエリアシング：画面のギザギザ劣化をごまかす処理）
※参考記事
・コントラスト適応型シャープニング
ー＞わかりません。
グランツーリスモ４は、常に車が動いている状況なので、
どんな工夫をして50以上の高いフレームレートを達成しているのか謎です。。
GPUの種別を見て、貧弱なら、ＣＰＵに処理を任せているとにらんでますが。。
ＤｉｒｅｃｔＸ１２やＶＡＬＫＡＮといったグラフィックＡＰＩを
使う場合でもまじめにAPIを使って３D処理させると
グラフィックメモリバカ食い、ＧＰＵにも高い負荷がかかります。
今回、タスクマネージャから見たＶＲＡＭの消費量が？？？な点。
PCSX2 NIGHTLY BUILD内部で何かゴリゴリ演算して、
グラフィックＡＰＩには最終的に出来た画像を画面に転送するためだけに
使ってる可能性があります。
うーーん。。謎が深まるばかり。。。
こうすると、グラフィックの負荷が減らせる画像処理のお勉強の
一つのネタとして、NIGHTLY BUILDの画面、。ご参考ください。
画像処理の専門用語は、CHAR_GPTに聞けば教えてくれます。
FXAA（画面のギザギザをごまかすアンチエリアシング）については
以下の解説があります。
と記載がありました。
★おおまかに画像処理を軽くするアイデアとして
・なんとかXAAと名前の付く処理をOFFにする。
・フィルタリングで「バイリニア」と「ニアレスト」が選択できる場合は
「ニアレスト」にすると計算量が８分の１に減らせる。
・その他、OFF設定にしてみて画面上で気にならない項目はOFFにする。
なんとかXAAの項目（２，３か所あり）をOFFにしてみたら
内部解像度（２５６０X１７９４＃NATIVE*4）でも
フレームレートが６０FPS越えました。
謎が深まるばかりです。。
車は画面の中を走り回ってますので、画質について気になることはありません。
では・・また・・：＿；）／
