まーにゃ@エンタメ系火事場エンジニアの日々

数々の「火だるまプロジェクト」を安請け合いし何度でも復活する 「自称・不死身のエンジニア」の物欲まみれの日々をつづる

【ライフハック編】「2024-05-14@品質保証@ゴールキーパ」と「商品の最後の砦」と私

開発のメインラインを
若手に譲りの品質保証といった
後方支援に回っても、
開発のときと忙しさは変わらず、
年に3ヶ月は、生産現場に詰めています。

開発は、性能、顧客満足度
最強においこみますが、
品質保証は、できたものが
故障耐久性で問題を起こさない
使ってもらうお客様が怪我しない
開発は、そんなこと知ったことではないので
企画、開発の初期段階から会議にもぐりみ
お客さんの視点で、先回りして
商品が出来上がってから、問題が起きないように、性能、アイキャッチ と 安全性、安定性 という 相反する 要因に対して
開発(メカ、エレキ、デザイン)のメンバーと
落とし所を 擦り合わせる ここで
自分が、見落として 納品した商品で
問題が、発生すれば、いきなり、何億円の
フィールチェンジ費用が発生。。
お客様の手前の最終工程で品質を守る
最後の砦、ゴールキーパーとして
の役目を担ってきました。
試作品をチェックし問題点を即時に
フィードバックして、問題を叩き潰す
生産開始時は、抜き取り検査で
生産品質の問題の有無も
抜けもれなく確認。
工場で商品を組み立てる際も、業者さんから納品されてくる部品
の品質に問題がないか、受入検査(”うけけん”)が
MUSTです。

企画の段階から、開発の全フェーズ〜生産まで網羅してサポートに回るため
否応なく、開発メンバーとの出張で設計図面、
チェック、フィードバック
工場での出来上がった現物もチェック
否応なく 1年のうち3ヶ月は出張で
オフィスにいないことになります。
報告書は、工場の事務所や、
宿泊先のホテルでその日のうちに
作成。
もーーばたばたです。
しかし、企画書から図面ができ
実物に具現化していく過程、
開発メンバーと工場で夜遅くまで
あーだこーだ。。と調整を重ね
どのあとは、酒を浴びるように飲みながら
晩飯
です。
いやーー。。大変でしたが、出張先で
部門の壁を越えた、調整と
ひとときの宴会は 楽しかった。
品質保証は、お客様に謝るのが仕事みたいなことを
聞いたことがありますが、
少なくとも、私がかかわっている品質保証では、
まだ、絵に描いた餅(図面ベース)の最上流工程から
開発に食い込んで、発売後に、絶対に商品を止めない。
品質に問題がでないように先回りで、関係者を巻き込んで
考えて考えて考え抜いて
リスクを叩き潰すという、先回り作戦が、先手必勝策
をやりたおしてました。
それでも、人間が作る以上、網羅できない部分が
発生すれば、そこは、あきらめて、原因究明・即時迎撃。。
品質保証は、部門を縦断して、横ぐしで、最終商品が
「お客さんに納品しても問題ない!!」と太鼓判を押すのが
仕事です。
発売する商品に対しての愛情、思い入れがないとできない仕事です。
では・・また・・:_;)/