まーにゃ@エンタメ系火事場エンジニアの日々

数々の「火だるまプロジェクト」を安請け合いし何度でも復活する 「自称・不死身のエンジニア」の物欲まみれの日々をつづる

【車編】「2021.01.21@水素エンジンの可能性」と「期待@既存エンジンの部品交換で実現」と私

車の業界では地球温暖化対策の一環として
CO2削減、環境にやさしい排ガスのない
など理想を掲げエンジン車からEVへの
移行で いろいろな 試みがなされてますが
ざくっと 以下の5種類あるのではないかと。。
(1)エンジン(従来通り)
(2)シリーズハイブリッド(モーター駆動、エンジンは発電用)
(3)パラレルハイブリッド(基本モーター駆動、エンジンは発電用
            パワーが必要な場合、エンジンも走行に介入)
(3)プラグインハイブリッド(自宅もしくは充電ステーションで充電できる)
   ”(1)+(2)”もしくは、”(1)+(3)”なんだろうか?
(4)バッテリーEV
   完全モーター走行、エンジンなし。
   充電は、最寄りの充電ステーションでのみ行える。
(5)水素エンジン
   ガソリンの代わりに水素でエンジンを回して走る。
電池(バッテリー)は、
・気温の低い冬場は、電池のヘリが早い激しい。
・経年劣化で、充電できる容量が減る(スマホと同じ)
・バッテリー交換は、結構な出費が発生
・充電ステーションが少ないため、
 「冬場&渋滞、冬場&高速」などの悪条件が重なると
 運転を楽しむよりも残りの走行可能距離に対して、
 充電ステーションを探す手間が増える。
 また、走行経路に沿いに充電ステーションがない場合は、
 充電ステーションに行くまでの無駄な走行距離が発生する。
(電池の減り、充電ステーション探しのリスクで
 ドライビングを楽しむ余裕はあるのか??ちょっと疑問)
以下にTOYOTAの興味深い記事を見かけました。
トヨタの展示1.PNG
トヨタの展示2.PNG

愛車を守るカーボンニュートラル

  • トヨタは、カーボンニュートラルの実現に向けてフルラインナップで商品をご用意。お客様へより多くの選択肢のご提供を目指している
  • 一方で、すべての新車のカーボンニュートラル化にはまだ時間がかかることが見込まれる中、新車だけでなく、すでにお客様にお乗りいただいているクルマのカーボンニュートラル化を同時に進めていくことも、今後に向けて非常に重要。今回は多くのお客様に長年ご愛顧いただいているAE86を、オリジナルの状態を極力そのまま残し水素エンジン車、バッテリーEVに改造したコンセプトカー「AE86 H2 Concept」「AE86 BEV Concept」を展示
水素エンジンへのコンバージョンに対して改造箇所は
・プラグ交換
・水素タンク追加
と、既存エンジンを乗せ換えなくても
環境にやさしい車にできるという点では可能性を感じます。
トヨタ社長のコメント
「これから出す車をEVにするだけでは、ゼロカーボンは、達成できない」
は、理想論ではなく、現実的なコメントだと思います。
EVをたくさんつくれば、CO2削減になるというのは”うそっぱち”で
EVの電気を生み出すには、CO2を大量に出しちゃってる火力発電所の電力が必要
だから、EV車が増えても、CO2を確実に減らせるわけではない。
EU諸国がのきなみ”EV”一辺倒に動いている中で
TOYOTAが取り組んでいる
日本の自動車産業を守りながら、環境にやさしいあらゆる可能性を
追及する
という「全方位戦略」は、しんどいことですが、社長には
がんばってほしいなぁ。。と思う今日この頃です。
EU諸国の皆様は、”EV”一辺倒路線によって
・エンジンに関わる人が職を失い失業者が増加
・エンジンに関するノウハウも蓄積できなくなる
ことに対してどう考えているんでしょうかね??
TOYOTAがハイブリッドの特許をすべてOPENにしているのに
プライドの高いEUの皆様は、完全無視しているようですし。。
10年?15年後に、
50万円程度で水素エンジンコンバージョンKITが
入手できると
うれしいですね。。
では・・また・・:_;)/